妙心寺北門 (撮影:2023-1) 妙心寺北門 (撮影:2023-1)
特徴等
妙心寺は、建武4年(1337)、関山慧玄(かんざんえげん)(無相大師)を開山に迎え、花園天皇がその離宮を禅寺に改められたこと始まる古刹である。応永6年(1399)の大内義弘の乱の際、足利義満は境地寺産を没収し、妙心寺を竜雲寺と改めたため、一時中絶したが、第六世雪江宗深(せっこうそうしん)(1408-1486) の時代に細川勝元の支援を受けて復興、武士層の帰依を受けて隆盛した。臨済宗妙心寺派の大本山で、広い山内には三門、仏殿、法堂、方丈等の伽藍が一直線上に並び、周囲に四十六の塔頭寺院が点在している。
北門 (きたもん) は、切妻造、本瓦葺の三間薬医門で、境内の北辺に開かれている。形式等は南門と同様で、建造年代も同じ慶長15年(1610)である。 
参考資料:妙心寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-1-12
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番号・名称 年 代   構造等
430 妙心寺北門 慶長15年
(1610)
三間薬医門、切妻造、本瓦葺
    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在