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養源院鐘楼堂 (撮影:2023-3)
養源院鐘楼堂 (撮影:2023-3) 養源院鐘楼堂 (撮影:2023-3)
    京都府の重要文化財建造物    2018-2-1 現在
番号・名称 年 代   構造等
379 養源院鐘楼堂 慶安3年
(1650)頃
桁行一間、梁間一間、一重、切妻造、本瓦葺
特徴等
養源院は、豊臣秀吉の側室・淀殿が父浅井長政の菩提を弔うために文禄3年(1594)に創建した寺院で、三十三間堂の東に寺地を構えている。創建後程なくして火災により焼失したが、元和7年(1621)に淀殿の妹で二代将軍徳川秀忠の正室・お江により再興された。
鐘楼堂は、旧梵鐘銘記録より慶安3年(1650)頃の建立とみられており、客殿屋玄関の西南に建っている。低い野面積基壇上に建つ方一間吹放し形式で、桁行一間、梁間一間、切妻造、本瓦葺である。
参考資料:養源院HP/国指定文化財等データベース(文化庁)
2023-3-21