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    京都府の重要文化財建造物    2018-2-1 現在
番号・名称 年 代   構造等
378 養源院護摩堂 江戸前期
(1615-1661)
桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺
養源院護摩堂 (撮影:2023-3) 養源院護摩堂 (撮影:2023-3)
特徴等
養源院は、豊臣秀吉の側室・淀殿が父浅井長政の菩提を弔うために文禄3年(1594)に創建した寺院で、三十三間堂の東に寺地を構えている。創建後程なくして火災により焼失したが、元和7年(1621)に淀殿の妹で二代将軍徳川秀忠の正室・お江により再興された。
護摩堂は桁行三間、梁間三間、入母屋造、本瓦葺で、客殿の東南に建っており、客殿とは廊下で繋がっている。細部様式から江戸時代前期の建立とみられており、正側面三方に擬宝珠高欄付の切目縁を廻らし、正面に木階を架ける。
参考資料:養源院HP/国指定文化財等データベース(文化庁)
2023-3-21