建仁寺勅使門(矢の根門)
(撮影:2019-2)
建仁寺勅使門(矢の根門)
(撮影:2019-2)
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番号・名称 年 代   構造等
375 建仁寺勅使門
   (矢の根門)
鎌倉後期
(1275-1332)
四脚門、銅板葺
       
       
       
       
特徴等
建仁寺は、建仁2年(1202)将軍源頼家が寺域を寄進し、栄西禅師を開山として建立された寺院である。室町時代には京都五山の第三位として栄えたがその後衰退し、天正年間(1573-1592)に安国寺・恵瓊 (えけい) が方丈や仏殿を移築して復興に着手し、徳川幕府の保護のもと堂塔や学問が整備された。
勅使門 (矢の根門) は鎌倉後期の四脚門で、境内の南辺に開かれている。簡素ながら大らかなたたずまいの建築で、扉や柱に戦乱による矢の跡があることから、矢の根門と呼ばれている。平重盛の六波羅邸の門、あるいは平教盛の館門を移建したものといわれている。
参考資料:建仁寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2020-1-7
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