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番号・名称 年 代   構造等
370 泉涌寺仏殿 桃山(1573-1614) 四脚門、切妻造、本瓦葺
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    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在
特徴等
泉涌寺 (せんにゅうじ) は真言宗泉涌寺派の総本山で、境内は東山三十六峯の一嶺、月輪山の麓にひろがっている。その淵源は、左大臣藤原緒嗣が斉衡2年(855)に建立した法輪寺と伝わり、鎌倉時代になって俊芿 (しゅんじょう) によって宗風の伽藍が築かれたときに泉涌寺と改められ、爾来、公家・武家両面から深く帰依されてきた。
仏殿は桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、本瓦葺で、大門から珍しい「下り参道」をおりた正面に建っている。寛文9年(1669)に徳川家綱によって再建された江戸時代の代表的な禅宗様式の堂宇で、建築は中井主水 (正知) 、絵画は狩野探幽が当たった。
参考資料:泉涌寺HP(泉涌寺)/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-11-29
泉涌寺仏殿 (撮影:2022-11) 泉涌寺仏殿 (撮影:2022-11)