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番号・名称 年 代   構造等
363 清水寺奥院 寛永10年
(1633) 
懸造、桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、檜皮葺
清水寺奥院 (撮影:2022-11) 清水寺奥院 (撮影:2022-11)
       
       
       
       
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    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在
特徴等

清水寺は音羽山の中腹に位置する北法相宗の総本山で、「清水寺縁起」によると、宝亀9年(778)に僧延鎮が音羽の滝上に観音を祀ったことに始まり、延暦17年(798)には坂上田村麻呂が仏殿を建立して桓武天皇の勅願寺になったと伝える古刹である。創建後何度も火災により焼失し、現在の建物はほとんどが17世紀前半に再建されたものである。本堂はじめ16棟の建物が重要文化財に指定され、清水寺の伽藍景観を形成している。
奥院 (おくいん) は桁行五間、梁間五間、寄棟造、檜皮葺の堂宇で、阿弥陀堂の南に並んで建っている。本堂同様に舞台造りになり、同時期に再建された。元祖・行叡居士と開山・延鎮上人練行の旧草庵跡と伝わり、清水寺開創を起縁する音羽の滝の真上に建っている。
参考資料:清水寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-11-24

清水寺奥院 (撮影:2022-11) 清水寺奥院 (撮影:2022-11)