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番号・名称 年 代   構造等
361 清水寺釈迦堂 寛永8年
(1631) 
桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、背面一間通り庇付、檜皮葺
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    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在
特徴等

清水寺は音羽山の中腹に位置する北法相宗の総本山で、「清水寺縁起」によると、宝亀9年(778)に僧延鎮が音羽の滝上に観音を祀ったことに始まり、延暦17年(798)には坂上田村麻呂が仏殿を建立して桓武天皇の勅願寺になったと伝える古刹である。創建後何度も火災により焼失し、現在の建物はほとんどが17世紀前半に再建されたものである。本堂はじめ16棟の建物が重要文化財に指定され、清水寺の伽藍景観を形成している。
釈迦堂は寛永8年(1631)に再建されたお堂で、本堂の東に建っている。三間四方、寄棟造、桧皮葺で、正面は二段の半蔀とする。建物の外観は彩色等のない落ち着いたたたずまいであるが、堂内の来迎柱や長押などには朱塗りや極彩色が施されている。
参考資料:清水寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-4-6

清水寺釈迦堂 (撮影:2007-1) 清水寺釈迦堂 (撮影:2022-11)