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番号・名称 年 代   構造等
355 清水寺田村堂 寛永(1624-1643)頃  桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、檜皮葺
清水寺田村堂 (撮影:2007-1) 清水寺田村堂 (撮影:2007-1)
       
       
       
       
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    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在
特徴等

清水寺は音羽山の中腹に位置する北法相宗の総本山で、「清水寺縁起」によると、宝亀9年(778)に僧延鎮が音羽の滝上に観音を祀ったことに始まり、延暦17年(798)には坂上田村麻呂が仏殿を建立して桓武天皇の勅願寺になったと伝える古刹である。創建後何度も火災により焼失し、現在の建物はほとんどが17世紀前半に再建されたものである。本堂はじめ16棟の建物が重要文化財に指定され、清水寺の伽藍景観を形成している。
田村堂は本堂と同時期に再建されたお堂の一つで、経堂の東に建っている。三間四方、入母屋造り、桧皮葺きで、高欄付の外縁を廻らせている。丹塗りの柱など色鮮やかなお堂で、堂内厨子に坂上田村麻呂夫妻の像が祀られている。
参考資料:清水寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-4-6

清水寺田村堂 (撮影:2007-1)