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番号・名称 年 代   構造等
343 知恩院小方丈 寛永18年
(1641)
桁行22.7m、梁間18.7m、一重、入母屋造、檜皮葺
特徴等
知恩院 (ちおんいん) は浄土宗の開祖、法然上人が教えを広め、入寂された遺跡に建つ浄土宗の総本山で、京都東山の山麓に所在している。江戸時代初期、徳川家康が浄土宗を信仰し当寺を京都における菩提所と定めたことから寺領が拡大し、現在の大伽藍が築かれた。三門と本堂 (御影堂) が国宝に指定されているほか、経蔵など9棟の建物が重要文化財になっている。
小方丈 (こほうじょう) は桁行22.7m、梁間18.7m、一重、入母屋造、檜皮葺で、大方丈 (おおほうじょう) と同じ寛永18年(1641)の建造である。建物は6室から成り、大方丈とは対照的な水墨画が描かれているという。将軍上洛時、その宿泊所となった。大方丈の東北に位置し、両者は廊下で繋がっている。また、周囲には方丈庭園がめぐらされている。
参考資料:知恩院HP(知恩院)/国指定文化財等DB(文化庁HP)
2022-11-19
知恩院小方丈 (撮影:2022-11) 知恩院小方丈 (撮影:2022-11)
       
       
       
       
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    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在