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番号・名称 年 代   構造等
341 知恩院集會堂 寛永12年(1635) 桁行42.9m、梁間23.7m、一重、入母屋造、本瓦葺
知恩院集會堂 (撮影:2022-11) 知恩院集會堂 (撮影:2022-11)
特徴等
知恩院は浄土宗の開祖、法然上人が教えを広め、入寂された遺跡に建つ浄土宗の総本山で、京都東山の山麓に所在している。江戸時代初期、徳川家康が浄土宗を信仰し当寺を京都における菩提所と定めたことから寺領が拡大し、現在の大伽藍が築かれた。三門と本堂(御影堂)が国宝に指定されているほか、経蔵など9棟の建物が重要文化財になっている。
集會堂 (しゅえどう) は寛永12年(1635)に再建された桁行42.9m、梁間23.7mの堂宇で、本堂 (御影堂) の背後に建っている。法要の際に僧侶が集合する場所などとして使用され、本堂や大方丈と廊下で繋がっている。廊下は歩くと鶯の鳴き声に似た音が出て、鴬張りの廊下と呼ばれているが、これは曲者の侵入を知るための警報装置の役割を担っているとされている。
参考資料:知恩院HP(知恩院)/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-11-19
知恩院集會堂 (撮影:2022-11)
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