番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
338 知恩院大鐘楼 | 延宝6年(1678) |
桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺 |
特徴等 |
知恩院 (ちおんいん) は浄土宗の開祖、法然上人が教えを広め、入寂された遺跡に建つ浄土宗の総本山で、京都東山の山麓に所在している。江戸時代初期、徳川家康が浄土宗を信仰し当寺を京都における菩提所と定めたことから寺領が拡大し、現在の大伽藍が築かれた。三門と本堂(御影堂)が国宝に指定されているほか、経蔵など9棟の建物が重要文化財になっている。 大鐘楼 (だいしょうろう) は延宝6年(1678)の建立で、経蔵南方の石段を上った先に建っている。桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺で、高さ3.3m、直径2.8m、重さ約70トンの大鐘が吊るされている。この釣鐘は、京都方広寺、奈良東大寺と並ぶ大鐘として知られており、法然上人の御忌大会 (ぎょきだいえ)(4月)と大晦日の除夜の鐘だけ鳴らされる。とりわけ除夜の鐘は親綱1人・子綱16人の17人で撞き、京都の冬の風物詩となっている。 参考資料:知恩院HP(知恩院)/国指定文化財等DB(文化庁) 2022-11-19 |
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京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |