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番号・名称 年 代   構造等
337 知恩院経蔵 元和7年
(1621)
桁行三間、梁間三間、一重もこし付、宝形造、本瓦葺
特徴等
知恩院 (ちおんいん) は浄土宗の開祖、法然上人が教えを広め、入寂された遺跡に建つ浄土宗の総本山で、京都東山の山麓に所在している。江戸時代初期、徳川家康が浄土宗を信仰し当寺を京都における菩提所と定めたことから寺領が拡大し、現在の大伽藍が築かれた。三門と本堂(御影堂)が国宝に指定されているほか、経蔵など9棟の建物が重要文化財になっている。
経蔵 (きょうぞう) は三門と同じ元和7年(1621)の建立で、本堂 (御影堂) の東側に建っている。桁行三間、梁間三間、宝形造、本瓦葺で、一重の裳階 (もこし) を付ける。内部は非公開になっているが、天井や柱、壁面は狩野派の絵師の手によって荘厳されており、また、徳川2代将軍秀忠の寄附によって納められた「宋版一切経」約6千帖を安置する八角輪蔵が備えられているという。
参考資料:知恩院HP(知恩院)/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-11-19
       
       
       
       
知恩院経蔵 (撮影:2022-11) 知恩院経蔵 (撮影:2022-11)
知恩院経蔵 (撮影:2022-11) 知恩院経蔵 (撮影:2022-11)
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