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番号・名称 年 代   構造等
336 知恩院本堂
   (御影堂) (国宝)
寛永16年
(1639)
桁行十一間、梁間九間、一重、入母屋造、正面向拝五間、背面向拝三間、本瓦葺
特徴等
知恩院 (ちおんいん) は浄土宗の開祖、法然上人が教えを広め、入寂された遺跡に建つ浄土宗の総本山で、京都東山の山麓に所在している。江戸時代初期、徳川家康が浄土宗を信仰し当寺を京都における菩提所と定めたことから寺領が拡大し、現在の大伽藍が築かれた。三門と本堂(御影堂)が国宝に指定されているほか、経蔵など9棟の建物が重要文化財になっている。
本堂 (御影堂) は、寛永10年(1633)焼失後,徳川家光によって寛永16年(1639)に再建されたもので、中心建築の建ち並ぶ伽藍中段にある。桁行十一間、梁間九間、一重、入母屋造,本瓦葺の建物で、外観は和様でまとめ,内部は禅宗様の巧みな技法を駆使して生み出された柱の林立する空間が浄土宗本堂の建築的特徴をあらわしている。意匠や技術の面においても完成度が高く、江戸初期における徳川家の大造営の代表として、高い価値が認められている。
参考資料:知恩院HP(知恩院)/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-11-19
知恩院本堂(御影堂) (撮影:2022-11) 知恩院本堂(御影堂) (撮影:2022-11)
知恩院本堂(御影堂) (撮影:2022-11) 知恩院本堂(御影堂) (撮影:2022-11)
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