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番号・名称 年 代   構造等
330 高台寺時雨亭 江戸前期
(1615-1660)
桁行四間、梁間二間、一重二階、入母屋造、茅葺
特徴等
高台寺は、豊臣秀吉の菩提を弔うため、正室であった北政所ねねが祈願して創建された寺院である。北政所は出家した際、後陽成天皇より高台院という号を賜ったことに因んで、高台寺と名付けられた。表門など創建時からの建造物6棟が現存し、重要文化財に指定されている。
時雨亭 (しぐれてい) は桁行四間、梁間二間、一重二階、入母屋造、茅葺の茶室で、傘亭 (かさてい) の南に位置し、両者は屋根付きの土間廊下で繋がっている。珍しい2階建ての茶室で、2階南側の上段の間は柱間に壁や建具を設けない吹放ちとする。伏見城から 傘亭とともに移築されたものと言われている。
参考資料:高台寺案内リーフレット(高台寺)/国指定文化財等DB(文化庁)

2022-11-29
       
       
       
       
高台寺時雨亭 (撮影:2022-11) 高台寺時雨亭 (撮影:2022-11)
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