番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
328 高台寺霊屋 | 慶長10年(1605) |
桁行四間、梁間三間、一重、宝形造、正面向拝一間、唐破風付、檜皮葺 |
特徴等 |
高台寺は、豊臣秀吉の菩提を弔うため、正室であった北政所ねねが祈願して創建された寺院である。北政所は出家した際、後陽成天皇より高台院という号を賜ったことに因んで、高台寺と名付けられた。表門など創建時からの建造物6棟が現存し、重要文化財に指定されている。 霊屋 (たまや) は桁行四間、梁間三間、宝形造、檜皮葺の建物で、正面に一間の向拝をつける。境内の東北の一段高くなった敷地に建ち、臥龍廊(がりょうろう) と呼ばれる屋根付きの階段で開山堂と繋がっている。秀吉と高台院が祀られており、狩野永徳による絵のほか、厨子の扉には秋草、松竹など、須弥壇には楽器などの蒔絵が施されている。 参考資料:高台寺案内リーフレット(高台寺)/国指定文化財等DB(文化庁) 2022-11-29 |
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京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |