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番号・名称 年 代   構造等
324 松尾大社本殿 天文11年(1542) 桁行三間、梁間四間、一重、両流造、檜皮葺
松尾大社本殿 (撮影:2023-6) 松尾大社本殿 (撮影:2023-6)
特徴等
松尾大社は、京都市の西部、松尾山の麓にある古社である。太古の昔、この地方一帯に住んでいた住民が、松尾山の神霊を祀って生活守護神としたのが起源といわれている。5世紀の頃に朝鮮から渡来しこの地に移住した秦氏が、松尾の神を氏族の総氏神と仰いで、大宝元年(701)、現在地に社殿を造営したとされる。平安遷都後は王城鎮護の神として、また中世以降は酒造の神として信仰を集めてきた。
現在の本殿は、天文11年(1542)に再建されたもので、桁行三間、梁間四間、檜皮葺である。神社の本殿は、前面の屋根が長く延びる片流れの社殿が多いが、松尾大社の社殿は前後に長く延びる両流造になっている。
参考資料:松尾大社案内リーフレット(松尾大社)/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-6-12
       
       
       
       
松尾大社本殿 (撮影:2023-6) 松尾大社本殿 (撮影:2023-6)
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