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番号・名称 年 代   構造等
315 東照宮本殿・
   石の間・拝殿
桃山
(1573-1614)
本殿:桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、檜皮葺
石の間:桁行三間、梁間一間、一重、両下造、本瓦葺
拝殿:桁行三間、梁間二間、一重、正面千鳥破風及び軒唐破風付、本瓦葺
特徴等
金地院 (こんちいん) は、応永年間(1394-1428)に南禅寺六十八世大業徳基 (だいごうとくき) が足利義持の帰依を得て北区鷹峯 (たかがみね) に開創した禅寺を起源とする古刹である。慶長(1596-1615)の初め以心崇伝 (いしんすうでん) が南禅寺の塔頭として移建し、現在に至っている。地蔵菩薩を本尊として祀る。
東照宮は、以心崇伝が徳川家康の遺髪と念持仏とを奉戴して寛永5年(1628)に造営したもので、金地院本堂の南のやや高くなった一画に建っている。本殿・石の間・拝殿よりなる権現造の社殿で、京都に遺る唯一の権現造社殿といわれる。拝殿天井の鳴龍は狩野探幽の筆、三十六歌仙の額は土佐光起の筆であり歌は尊純法親王(そんじゅんほうしんのう)の筆跡である。
参考資料:金地院案内リーフレット(金地院)/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-1-30

拝殿

拝殿・石の間・本殿
東照宮本殿・石の間・拝殿
(撮影:2023-1)
東照宮本殿・石の間・拝殿
(撮影:2023-1)

石の間

石の間・本殿
東照宮本殿・石の間・拝殿
(撮影:2023-1)
東照宮本殿・石の間・拝殿
(撮影:2023-1)
       
       
       
       
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