番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
313 金地院本堂 | 桃山(1573-1614) |
桁行26.3m、梁間19.6m、一重、入母屋造、こけら葺 |
特徴等 |
金地院 (こんちいん) は、応永年間(1394-1428)に南禅寺六十八世大業徳基 (だいごうとくき) が足利義持の帰依を得て北区鷹峯 (たかがみね)
に開創した禅寺を起源とする古刹である。慶長(1596-1615)の初め以心崇伝 (いしんすうでん) が南禅寺の塔頭として移建し、現在に至っている。地蔵菩薩を本尊として祀る。 金地院本堂は、桁行26.3m、梁間19.6m、入母屋造、こけら葺の建物で、「鶴亀の庭園」に南面して建っている。慶長16年(1611)、以心崇伝が伏見桃山城の一部を徳川家光より賜り移築したもので、襖絵は狩野探幽と尚信兄弟の筆になる。庭園は小堀政一 (遠州) による江戸初期の枯山水庭園で、国の特別名勝になっている。 参考資料:金地院案内リーフレット(金地院)/国指定文化財等DB(文化庁) 2023-1-30 |
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京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |