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番号・名称 年 代   構造等
289 知恩寺鎮守堂 寛文2年(1662)頃 一間社流造、本瓦葺
特徴等
知恩寺は、賀茂社の神宮寺であった功徳院 (くどくいん) を前身とする寺院で、3度の寺地移転を経て、寛文年間(1661-1673)初期に現在地に境内を構えた。百萬遍として知られる浄土宗大本山寺院で、江戸期に建てられた主要堂宇9棟が重要文化財に指定されている。
鎮守堂は、一間社流造、本瓦葺で、寛文2年(1662)頃の建造である。功徳院創建から明治の神仏分離まで賀茂両社の神宮寺であったという名残で、今でも加茂明神の本地仏である虚空蔵菩薩、如意輪観音、荼枳尼天(だきにてん)が祀られている。御影堂の西に位置し、手前に石造の鳥居が建っている。
参考資料:知恩寺案内リーフレット(知恩寺)/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-2-2
知恩寺鎮守堂 (撮影:2023-1) 知恩寺鎮守堂 (撮影:2023-1)
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