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番号・名称 年 代   構造等
288 知恩寺勢至堂 寛文10年
(1670)頃
桁行三間、梁間三間、一重、宝形造、本瓦葺
特徴等
知恩寺は、賀茂社の神宮寺であった功徳院 (くどくいん) を前身とする寺院で、3度の寺地移転を経て、寛文年間(1661-1673)初期に現在地に境内を構えた。百萬遍として知られる浄土宗大本山寺院で、江戸期に建てられた主要堂宇9棟が重要文化財に指定されている。
勢至堂 (せいしどう) は、桁行三間、梁間三間、宝形造、本瓦葺の建物で、寛文10年(1670)頃の建造である。幼名が「勢至丸」の法然上人が学問に秀でていたことから、勢至菩薩の化身だという信仰に発展し、上人の本地仏として勢至菩薩像を祀っている。釈迦堂の北側に、西向に建っている。
参考資料:知恩寺案内リーフレット(知恩寺)/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-2-2
知恩寺勢至堂 (撮影:2023-1) 知恩寺勢至堂 (撮影:2023-1)
       
       
       
       
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