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番号・名称 年 代   構造等
287 知恩寺御廟 享保16年
(1731)
桁行一間、梁間一間、一重、宝形造、本瓦葺
特徴等
知恩寺は、賀茂社の神宮寺であった功徳院 (くどくいん) を前身とする寺院で、3度の寺地移転を経て、寛文年間(1661-1673)初期に現在地に境内を構えた。百萬遍として知られる浄土宗大本山寺院で、江戸期に建てられた主要堂宇9棟が重要文化財に指定されている。
御廟 (ごびょう) は桁行一間、梁間一間、宝形造で、享保16年(1731)の建造である。御影堂の背後にあり、法然上人と第二世源智上人の墓石を覆う形の廟堂として建てられている。内部の床には磚 (せん/タイルに類する建築材料) を敷き、天井は格式の高い格天井 (ごうてんじょう) とする。御廟を中心とした歴代墓地の入口には、「念」の字を模した鳥居風の念字門が設けられている。
参考資料:知恩寺案内リーフレット(知恩寺)/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-2-2
       
       
       
       
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知恩寺御廟 (撮影:2023-1) 知恩寺御廟 (撮影:2023-1)
    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在