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番号・名称 年 代   構造等
286 知恩寺阿弥陀堂 天保2年(1831) 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、本瓦葺
特徴等
知恩寺は、賀茂社の神宮寺であった功徳院 (くどくいん) を前身とする寺院で、3度の寺地移転を経て、寛文年間(1661-1673)初期に現在地に境内を構えた。百萬遍として知られる浄土宗大本山寺院で、江戸期に建てられた主要堂宇9棟が重要文化財に指定されている。
阿弥陀堂は桁行五間、梁間五間、入母屋造、本瓦葺で、天保2年(1831)の建造である。釈迦堂と同じく禅宗様を基本とし、江戸末期の流行を取り入れた建築で、総門を入った左側に建っている。堂内の来迎壁裏には、絵師土佐光孚 (とさみつざね) による騎獅の (獅子に乗る) 文殊菩薩が描かれている。
参考資料:知恩寺案内リーフレット(知恩寺)/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-2-2
知恩寺阿弥陀堂 (撮影:2023-1) 知恩寺阿弥陀堂 (撮影:2023-1)
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