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慈照寺銀閣 (撮影:2007-1) 慈照寺銀閣 (撮影:2007-1)
番号・名称 年 代   構造等
262 慈照寺銀閣
   (国宝)
長享3年
(1489) 
東面及び西面8.2m、北面7.0m、南面5.9m、二重、宝形造、こけら葺
特徴等

慈照寺は、室町幕府八代将軍足利義政によって営まれた山荘東山殿が前身で、義政の没後寺院になったものである。
銀閣は東山殿の観音寺として建立されたもので、銀閣は通称名である。宝形造、こけら葺で、一階は書院造の要素の濃い住宅風、二階は禅宗様を基調とした仏殿風のつくりになっている。金閣とならぶ楼閣建築の双璧とされるが、華やかな北山文化を象徴する金閣とは対照的に、わび・さびを重んじる東山文化を象徴する静かなたたずまいの建築である。東山殿の遺構は銀閣と東求堂 (とうぐどう) の2棟だけで、いずれも国宝になっている。
参考資料:銀閣寺案内リーフレット(東山銀閣寺)/国指定文化財等DB(文化庁)

2018-4-4

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