賀茂御祖神社摂社出雲井於神社本殿

特徴等

賀茂御祖神社 (かもみおやじんじゃ) は、奈良時代後半の造営と推定されている古社で、鴨川と高野川の合流地に所在し、下鴨神社と通称されている。平安時代には賀茂別雷神社 (かもわけいかずちじんじゃ) とともに皇城鎮護の神として崇敬された。例祭は葵祭 (賀茂祭) として平安時代から有名で、祇園祭 (八坂神社) 、時代祭 (平安神宮) とともに京都の三大祭りと呼ばれている。
摂社出雲井於神社本殿 (せっしゃいずもいのへのじんじゃほんでん) は一間社流造、檜皮葺で、供御所 (くごしょ) の南に建っている。建速須佐乃男命 (たけはやすさのおのみこと) を祀っている社で、東を向いて建ち、北側の境内社・岩本社 (いわもとしゃ) と南側の橋本社 (はしもとしゃ)も、附 (つけたり) として重要文化財になっている。
参考資料：賀茂御祖神社案内リーフレット／国指定文化財等DB(文化庁)
2022-12-17

番号・名称		年代	構造等
250 賀茂御祖神社　　摂社出雲井於神社本殿		寛永5年(1628)頃	一間社流造、檜皮葺


賀茂御祖神社摂社出雲井於神社本殿 (撮影：2022-12)	賀茂御祖神社摂社出雲井於神社本殿 (撮影：2022-12)