賀茂御祖神社楼門

特徴等

賀茂御祖神社 (かもみおやじんじゃ) は、奈良時代後半の造営と推定されている古社で、鴨川と高野川の合流地に所在し、下鴨神社と通称されている。平安時代には賀茂別雷神社 (かもわけいかずちじんじゃ) とともに皇城鎮護の神として崇敬された。例祭は葵祭 (賀茂祭) として平安時代から有名で、祇園祭 (八坂神社) 、時代祭 (平安神宮) とともに京都の三大祭りと呼ばれている。
楼門は入母屋造、檜皮葺の三間一戸楼門で、参道を北に進み鳥居をくぐった先に建っている。寛永5年(1628)頃の造替で、高さは13メートル、左右に各16間の廻廊が延び、朱色の壮麗な姿を見せ参詣者を迎えている。
参考資料：賀茂御祖神社案内リーフレット／国指定文化財等DB(文化庁)
2022-12-17

番号・名称		年代	構造等
247 賀茂御祖神社楼門		寛永5年(1628)頃	三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺


賀茂御祖神社楼門 (撮影：2022-12)	賀茂御祖神社楼門 (撮影：2022-12)