特徴等
賀茂御祖神社 (かもみおやじんじゃ) は、奈良時代後半の造営と推定されている古社で、鴨川と高野川の合流地に所在し、下鴨神社と通称されている。平安時代には賀茂別雷神社 (かもわけいかずちじんじゃ) とともに皇城鎮護の神として崇敬された。例祭は葵祭 (賀茂祭) として平安時代から有名で、祇園祭 (八坂神社) 、時代祭 (平安神宮) とともに京都の三大祭りと呼ばれている。
中門東西廻廊 (東) は、桁行十四間、梁間一間、檜皮葺、両下造の廻廊で、東楽屋の東に発し、北に折れ曲って東御料屋に達している。中門と幣殿の間の境内地の東辺を画し、回廊の東側には井上社や御手洗池などがある。寛永5年(1628)頃に造替されたものである。
参考資料:賀茂御祖神社案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-12-19
       
       
       
       
賀茂御祖神社中門東西廻廊 (東)
(撮影:2022-12)
賀茂御祖神社中門東西廻廊 (東)
(撮影:2022-12)
賀茂御祖神社中門東西廻廊 (東)
(撮影:2022-12)
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番号・名称 年 代   構造等
237 賀茂御祖神社
   中門東西廻廊 (東)
寛永5年(1628)頃 桁行折曲り十四間、梁間一間、一重、両下造、東御料屋及び東楽屋に接続、檜皮葺
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    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在