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番号・名称 年 代   構造等
225 賀茂御祖神社東本殿 (国宝) 文久3年(1863) 三間社流造、檜皮葺
226 賀茂御祖神社西本殿 (国宝)  文久3年(1863)  三間社流造、檜皮葺

午(うま)年生まれの守護

丑(うし)・亥(い)年生まれの守護
賀茂御祖神社末社一言社本殿(西)
(撮影:2022-12)
賀茂御祖神社末社i二言社本殿(北)
(撮影:2022-12)
賀茂御祖神社東本殿 (撮影:2022-12) 賀茂御祖神社西本殿 (撮影:2022-12)
特徴等
賀茂御祖神社 (かもみおやじんじゃ) は、奈良時代後半の造営と推定されている古社で、鴨川と高野川の合流地に所在し、下鴨神社と通称されている。平安時代には賀茂別雷神社 (かもわけいかずちじんじゃ) とともに皇城鎮護の神として崇敬された。例祭は葵祭 (賀茂祭) として平安時代から有名で、祇園祭 (八坂神社) 、時代祭 (平安神宮) とともに京都の三大祭りと呼ばれている。
下鴨神社には東本殿と西本殿の二棟の本殿があり、東本殿には玉依媛命 (たまよりひめのみこと) 、西本殿には賀茂建角身命 (かもたけつぬみのみこと) が祀られている。いずれも三間社流造、檜皮葺で、文久3年(1863)の建造になるものである。広大な境内地の最北部に南を向いて建っている。通常の参拝では、残念ながら本殿のごく一部しか望めない。
また、以下の社殿が、本殿の「附 (つけたり) 」に指定されている。
 末社印社本殿、末社一言社本殿、末社二言社本殿、末社三言社本殿
末社印社本殿には印鑑、契約守護の神を祀る。言社 (ことしゃ) は7つの名前を持つ大国主命 (おおくにぬしのみこと) を祀る社で、名前ごとに社殿を設け、干支 (えと) の神として祀られている。
参考資料:賀茂御祖神社案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-12-19

寅(とら)・戌(いぬ)年生まれの守護

辰(たつ)・申(さる)年生まれの守護
賀茂御祖神社末社三言社本殿(中央)
(撮影:2022-12)
賀茂御祖神社末社三言社本殿(南)
(撮影:2022-12)
附指定されている社殿

巳(み)・未(ひつじ)年生まれの守護
賀茂御祖神社末社印社本殿
(撮影:2022-12)
賀茂御祖神社末社一言社本殿(東)
(撮影:2022-12)
浦の廻廊から望む
手前から東本殿-西本殿-叉蔵
浦の廻廊から望む
同左
賀茂御祖神社東本殿・西本殿
(撮影:2022-12)
賀茂御祖神社東本殿・西本殿
(撮影:2022-12)
浦の廻廊
古来、四方拝と称して本宮を四方から拝礼するための廻廊があったが、戦時中、戦災防火のために撤去された。「浦の廻廊」は、平成27年(2015)の第34回式年遷宮事業の一環として復旧されたもので、本宮の北半を囲むように、塀の外側に巡らされている。

子(ね)年生まれの守護

卯(う)・酉(とり)年生まれの守護
賀茂御祖神社末社i二言社本殿(南)
(撮影:2022-12)
賀茂御祖神社末社三言社本殿(北)
(撮影:2022-12)
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    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在