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番号・名称 年 代   構造等
224 旧三井家下鴨別邸
   茶室
大正(1912-
1925)頃
木造、建築面積35.59㎡、切妻造、西面渡廊下付、桟瓦葺及び銅板葺
特徴等
旧三井家下鴨別邸は、三井北家の第10代三井高棟によって建築された別邸で、下鴨神社の社叢・糺の森の南端、高野川と鴨川の合流地点の北岸に所在している。大正14年(1925)に、明治13年(1880)建築の木屋町別邸の主屋を移築し、あわせて玄関棟が増築された。
茶室は、建築年代は詳らかではないが、主屋の現在地への移築前からこの地にあった。木造、建築面積35.59㎡、入母屋造、桟瓦葺及び銅板葺で、渡廊下を介して主屋と繋かっている。平面は、南庭に面して三畳次の間付きの四畳半、その北側に一畳台目の小間、一畳大の水屋を並べ、北方に便所を延ばす。池に面して建ち、別邸の重要な要素になっている。

参考資料:旧三井家下鴨別邸案内ブックレット/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-12-26
旧三井家下鴨別邸茶室 (撮影:2022-12) 旧三井家下鴨別邸茶室 (撮影:2022-12)
旧三井家下鴨別邸茶室 (撮影:2022-12) 旧三井家下鴨別邸茶室 (撮影:2022-12)
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