特徴等

平安神宮は明治28年(1895)、平安遷都1100年記念祭の会場として平安宮大極殿院を模して計画された。同時に背後に桓武天皇を祀る本殿が建てられ、竣工とともに神社施設となった。應天門はじめ、当初に建造された6棟の建造物が重要文化財に指定されている。
蒼龍楼 (そうりゅうろう) は白虎楼 (びゃっころう) と左右対称に建つ楼閣で、白虎楼と同じく4基の小楼を付けている。蒼龍楼の北側から延びた東歩廊は左 (西) に折れて大極殿 (外拝殿) に接続する。その華麗な姿は、西側の白虎楼とともに、平安神宮らしい社頭景観を形成する重要な要素になっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/平安神宮HP
2018-3-30

平安神宮蒼龍楼・東西歩廊 ((東歩廊)
(撮影:2008-4)
平安神宮蒼龍楼・東西歩廊 ((東歩廊)
(撮影:2008-4)
リストに戻る
番号・名称 年 代   構造等
平安神宮
 219 蒼龍楼 明治28年
(1895) 
木造、二階建、下層小楼四基付、本瓦葺、建築面積96.98㎡
 220 東西歩廊
   (東歩廊)
明治28年
(1895) 
木造、切妻造、大極殿及び蒼龍楼に接続、本瓦葺、建築面積201.76㎡
リストに戻る
    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在