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京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |
番号・名称 | 186 角屋 |
年 代 | 江戸中期-後期(1661-1829) | |
構造及び形式等 | 一階 網代之間(床、棚、附書院付)、女仕事部屋、仲居部屋、土間、男部屋、四畳半、七畳半 二室、下井戸、玄関、台所、板間、土間、内玄関、帳場、茶室(二畳台目中板、床付)、客室(九畳)、廊下等より成る 二階
緞子之間(床、棚、附書院付)、翠簾口之間、翠簾之間(床、棚付)、扇之間(押入付)、草花之間、馬之間、三畳長畳、孔雀之間、八景之間、梅之間、水屋(押入付)、囲之間(床付)、青貝之間(床、棚付)、同露台、檜垣之間(床二か所、棚、押入付)、階段室二室、廊下等より成る、桟瓦、こけら及び銅板葺 |
特徴等 | |
角屋 (すみや) は、寛永18年(1641)の島原開設当初から続く揚屋 (あげや) (今でいう料亭) で、下京区の西新屋敷揚屋町の一画に所在している。置屋
(おきや) から太夫 (傾城の最高位) や芸妓を呼んで遊宴をする場所であっが、和歌、俳諧の文芸の席や、お茶の席もあり、文化サロンのような役割も果たしていたという。附指定されている曲木亭、茶室、待合および蔵3棟等とともに、往時の景観を今に伝えている。重要文化財に指定されている蕪村筆「紅白梅図屏風」などの美術品や調度品などを所蔵しており、現在、角屋もてなしの文化美術館として活用されている。 参考資料:現地の説明板/国指定文化財等データベース(文化庁) 2023-3-4 |