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特徴等 
梅小路機関車庫は鉄筋コンクリート造の扇形車庫で、JR京都駅から約1.5km西方に位置している。京都駅の旅客及び貨物量の増加等に伴い実施された京都停車場改良工事の一環として、大正3年(1914)に竣工した。SL(蒸気機関車)を効率的に格納するための転車台を中心に20線の引込線があり、1番線から7番線までは蒸気機関車の整備や部品加工を行う作業場で、8番線から20番線までは機関車留置場となっている。わが国に現存する最古の鉄筋コンクリート造機関車庫として,高い価値を認められている。
現在は、蒸気機関車から新幹線まで多数の車両が展示され、また、さまざまな鉄道体験ができる京都鉄道博物館の一部になっており、多くの親子連れ、鉄道ファン等で賑わっている。
参考資料:現地の説明板(京都鉄道博物館)/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-3-4
       
       
       
       
北梅小路機関車庫 (撮影:2023-3) 梅小路機関車庫 (撮影:2023-3)
梅小路機関車庫 (撮影:2023-3) 梅小路機関車庫 (撮影:2023-3)
北梅小路機関車庫 (撮影:2023-3) 梅小路機関車庫 (撮影:2023-3)
番号・名称 年 代   構造等
185 梅小路機関車庫 大正3年
(1914)
鉄筋コンクリート造扇形車庫、建築面積3870.57平方メートル、電動天井走行クレーン及び引込線を含む
    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在
梅小路機関車庫 (撮影:2023-3) 梅小路機関車庫 (撮影:2023-3)