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番号・名称 年 代   構造等
181 杉本家住宅
   主屋

明治3年
(1870)

店舗部及び居室部からなる 店舗部:木造、建築面積116.79㎡、二階建、切妻造、桟瓦葺 居室部:木造、建築面積187.03㎡、二階建、切妻造、桟瓦葺
    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在
       
       
       
       
特徴等
杉本家は、寛保3年(1743)に呉服商を創業して繁栄した商家で、住宅は京都市街の中心部、綾小路通に南面して建っている。主屋、大蔵、隅蔵及び中蔵が重要文化財に指定されているほか、旧米蔵、 旧漬物小屋及び高塀が附指定されいる。
主屋は元治元年(1864)の大火による焼失後、明治3年(1870)に再建されたものである。通りに面した表側の店舗部と裏手の居室部を玄関で結ぶ表屋造(おもてやづくり)の形式で、店舗部は建築面積116.79㎡、二階建、切妻造、桟瓦葺、居室部は建築面積187.03㎡、二階建、切妻造、桟瓦葺である。保存状況も良く、市内に現存する大規模な町家建築として、高い歴史的価値が認められている。
参考資料:現地の説明板/国指定文化財等データベース(文化庁)

2023-3-4
杉本家住宅主屋 (撮影:2023-3) 杉本家住宅主屋 (撮影:2023-3)