特徴等 |
旧京都中央電話局西陣分局舎は、鉄筋コンクリート造及び木造、建築面積489.00㎡、三階建の建物で、油小路通と中立売通との交差点西南角に建っている。京都市内で三番目の電話分局で、大正10年(1921)に竣工した。外観は、正面1階に半楕円形断面の柱3本を立ち上げ、各頂部にヴィーナスのトルソーを載せ、2階弓形出窓の周囲や東面2階庇下を踊り子のレリーフ・パネルで飾る。 旧京都中央電話局西陣分局舎は、夭折した建築家岩元祿の現存唯一の建築作品である。外観意匠は極めて独創的で、ドイツ表現主義と同質の造形意匠を創出していて、日本近代建築史上重要な作品とされる。 参考資料:国指定文化財等データベース(文化庁) 2023-3-21 (注) 訪れた時は外装の修理中であったので、肝心な建物ファサードの写真がありません。 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
147 旧京都中央電話局 西陣分局舎 |
大正10年 (1921) |
鉄筋コンクリート造及び木造、建築面積489.00㎡、三階建(内装を除く) |
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京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |