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番号・名称 年 代   構造等
139 北野天満宮中門 慶長12年
(1607)
四脚門、入母屋造、前後千鳥破風及び軒唐破風付、檜皮葺
特徴等
北野天満宮は、天暦元年(947)、平安京の天門(北西)にあたる北野の地に菅原道真公(菅公)を祀って創建された古社である。古来「北野の天神さま」と親しまれ、「学問の神さま」「芸能の神さま」として人々の信仰を集めてきた。
本殿等の中心社殿は、慶長12年(1606)に豊臣秀賴により造営されたもので、中門、廻廊、拝殿・本殿等八棟造の社殿、透塀などから成り立っている。
中門は、入母屋造、檜皮葺の四脚門で、中心社殿の前面に位置している。前後とも軒を唐破風とし、屋根に千鳥破風が設けられており、豪華な佇まいを見せている。中門は「三光門」と呼ばれ、後西天皇御宸筆(直筆)の勅額「天満宮」を掲げている。門を入った正面に拝殿を望み、門の左右の袖塀から廻廊が拝殿まで延びて境内を画している。中門、廻廊、拝殿に囲まれた境内には西側に右近の梅、東側に左近の松が植えられている。

参考資料:北野天満宮HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-2-27
北野天満宮中門 (撮影:2023-2) 北野天満宮中門 (撮影:2023-2)
北野天満宮中門 (撮影:2023-2) 北野天満宮中門 (撮影:2023-2)
       
       
       
       
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