特徴等
報土寺(ほうどじ)は浄土宗知恩院派に属する寺院で、京都市上京区の千本中立売交差点の西南、徒歩5分ほどの角地に所在している。平安時代の貞観元年(859)に行教上人により真言宗の寺として創建されたと伝わっている。その後、応仁の乱などにより荒廃したが、永禄2年(1559)、選誉照阿上人により、浄土宗の寺院として相国寺総門の東南に再興された。以後、浄土宗の念仏道場として栄え、江戸時代の寛文3年(1663)頃に、現在地に移転した。表門と本堂が重要文化財に指定されている。
表門は切妻造、本瓦葺の質のよい一間薬医門で、本堂と同時代と認められている。
参考資料:現地の説明板(京都市)/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-5-20
       
       
       
       
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報土寺表門 (撮影:2023-5) 報土寺表門 (撮影:2023-5)
番号・名称 年 代   構造等
135 報土寺表門 江戸前期
(1615-1660)
一間薬医門、切妻造、本瓦葺
    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在