表千家祖堂の写真は残念ながらありません。下掲の写真は表門で、文政5年(1822)に紀州家より拝領した門とのことです。 
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表千家表門 (撮影:2023-5)
番号・名称 年 代   構造等
132 表千家祖堂 寛政元年
(1789)
点雪堂 (四畳半茶室) 、上段、祀堂、反古張席 (一畳台目向板入茶室) 、水屋、勝手、廊下、縁よりなる、一重、茅、こけら及び桟瓦葺
特徴等
表千家は千利休を祖とする千家流茶道の本家であり、屋敷は京都市上京区小川通に西面して広がっている。
祖堂は利休をまつった堂で、利休の年忌や特別の茶事にのみ使われる。草庵風で、点雪堂 (四畳半道安囲の茶室)、利休像をまつった二畳台目の上段、祀堂、反古張席 (一畳台目向板入茶室)、水屋、勝手、廊下、縁よりなっている。天明の大火(1788)で千家も焼失した後、寛政元年(1789)の建造になるが、反古張席と勝手は後設である。表千家代々の茶の理想を表現した重要な建築と評されている。
参考資料:表千家HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-5-13
       
       
       
       
    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在
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