番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
127 冷泉家住宅表門 |
寛政2年 (1790) |
一間薬医門、本瓦葺、両袖塀付属、桟瓦葺 |
特徴等 |
冷泉家は藤原定家の孫・冷泉為相 (れいぜいためすけ) を祖とする歌道の名門として知られ、元和年間(1615-1624)以来、今出川通に面する現在地に屋敷を構えてきた。旧地で保存されているこの種の住宅としては唯一の遺例であり、表門、座敷及び台所、御文庫、台所蔵が重要文化財に指定されている。住宅の南には京都御所があり、北は同支社大学のキャンパスが広がっている。 表門は、本瓦葺、両袖塀付属、桟瓦葺の一間薬医門で、今出川通に南面して開かれている。両側の袖塀から延びる塀が南辺を画している。座敷と同じく、天明の大火(1788)後の寛政2年(1790)の建造である。 2023-2-7 |
京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |