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番号・名称 年 代   構造等
114 賀茂別雷神社
   外幣殿
寛永5年
(1628)頃
桁行五間、梁間三間、一重、入母屋造、檜皮葺
特徴等
賀茂別雷神社 (かもわけいかづちじんじゃ) は、鴨川と高野川のうるおう葛野の地に居を構えた賀茂の県の神社を起源とする古社で、古代国家の成立とともに、7世紀にはすでに有力な寺院になっていたと見られている。平安京においては、国家鎮護の神社として朝廷の崇敬を受け、社殿は11世紀初頭までに現在に近い姿に整えられた。その後衰退した時期があったが、寛永5年(1628)に往年の姿に復興された。
外幣殿 (がいへいでん) は、桁行五間、梁間三間、入母屋造、檜皮葺の建物で、一の鳥居から二の鳥居に至る参道の東に建っている。寛永5年(1628)頃の建造で、法皇、上皇の御幸、摂関賀茂詣の際の到着殿として使用された。競馬会神事、葵祭の際に使用されており、御所屋、馬場殿とも呼ばれている。
参考資料:現地の説明板/ 賀茂別雷神社HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-1-18
       
       
       
       
賀茂別雷神社外幣殿 (撮影:2023-1) 賀茂別雷神社外幣殿 (撮影:2023-1)
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