番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
113 賀茂別雷神社 楽屋 |
寛永5年 (1628)頃 |
桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、檜皮葺 |
特徴等 |
賀茂別雷神社 (かもわけいかづちじんじゃ) は、鴨川と高野川のうるおう葛野の地に居を構えた賀茂の県の神社を起源とする古社で、古代国家の成立とともに、7世紀にはすでに有力な寺院になっていたと見られている。平安京においては、国家鎮護の神社として朝廷の崇敬を受け、社殿は11世紀初頭までに現在に近い姿に整えられた。その後衰退した時期があったが、寛永5年(1628)に往年の姿に復興された。 楽屋 (がくのや) は、桁行三間、梁間二間、切妻造、檜皮葺の建物で、二の鳥居を入った右(東)側に建っている。神仏習合時代に供僧方 (ぐそうかた) が使用した建物で、一切経楽屋とも呼ばれる。寛永5年(1628)頃の建造になる。 2023-1-18 |
![]() |
京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |