リストに戻る
番号・名称 年 代   構造等
096 賀茂別雷神社
   直会所
寛永5年
(1628)頃
桁行八間、梁間二間、前面一間通り庇付、一重、東端切妻造
特徴等
賀茂別雷神社 (かもわけいかづちじんじゃ) は、鴨川と高野川のうるおう葛野の地に居を構えた賀茂の県の神社を起源とする古社で、古代国家の成立とともに、7世紀にはすでに有力な寺院になっていたと見られている。平安京においては、国家鎮護の神社として朝廷の崇敬を受け、社殿は11世紀初頭までに現在に近い姿に整えられた。その後衰退した時期があったが、寛永5年(1628)に往年の姿に復興された。
直会所 (なおらいしょ) は、桁行八間、梁間二間、檜皮葺の建物で、四脚中門の西に建っている。東端は切妻造で四脚中門に隣接し、西端は楽所に接続する。前面の一間通りは庇付の吹放ちとし、欄干を設けている。直会殿は、神様に御供えした御神酒などを戴く儀式「直会(なおらい)」を行う建物です。)中門やその東に続く御籍屋 (みふだなや) 等とともに、内庭の南面を画している。  
参考資料:現地の説明板/ 賀茂別雷神社HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-1-21
賀茂別雷神社直会所 (撮影:2023-1)
リストに戻る
    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在