番号・名称 年 代   構造等
056 聚光院本堂 天正11年
(1583)
桁行15.0m、梁間11.9m、一重、入母屋造、檜皮葺 附指定:玄関
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特徴等
聚光院 (じゅこういん) は、河内国の戦国大名・三好義継が父長慶の菩提を弔うため、笑嶺 (しょうれい) 和尚を開祖として永禄9年(1566)に建立した大徳寺の塔頭で、大徳寺本坊の西方に立地している。千利休が笑嶺に参禅し、爾来三千家の香華所となった。本堂 (附指定 玄関) と茶室が重要文化財となっており、庭園が名勝に指定されている。
本堂は桁行15.0m、梁間11.9m、入母屋造、檜皮葺で、六間取り平面(後世拡張部を除く)をもつ方丈形式の遺構のなかで、中世と近世を結ぶ位置にある作例として高く評価されている。
下掲の百石庭の写真は、学生時代にここを訪れたときの写真です。

参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2023-2-16
聚光院本堂 (撮影:2023-2) 聚光院庭園 (百積庭) (撮影:1960-11)
       
       
       
       
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