番号・名称 年 代   構造等
029 三宝院唐門 (国宝) 桃山(1573-1614) 三間一戸平唐門、檜皮葺
特徴等
三宝院は永久3年(1115)に創建され、醍醐寺の歴代座主が居住してその本坊的な存在となってきたが、応仁・文久の乱で荒廃する。その後、秀吉によって催された「醍醐の花見」を契機に秀吉・秀頼の援助を得て復興し、その時期に建てられた建物などが重要文化財になっている。
三宝院唐門 (国宝) は、檜皮葺、三間一戸の平唐門で、境内の南の参道に面する塀に設けられている。朝廷からの使者を迎える時だけに扉を開いたとされる勅使門で、約1年半をかけ、平成22年(2010)に往時の姿に修復された。門全体が黒の漆塗で、菊と桐の四つの紋とその下の菱組格子に金箔が施されている。大胆な意匠になる、壮麗な門である。
参考資料:醍醐寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-12-11
       
       
       
       
リストに戻る
三宝院唐門 (撮影:2022-12) 三宝院唐門 (撮影:2022-12)
リストに戻る
    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在