番号・名称 年 代   構造等
027 三宝院殿堂純浄観 慶長3年
(1598)
桁行七間、梁間四間、一重、入母屋造、茅葺、庇こけら葺
三宝院殿堂純浄観 (撮影:2022-12) 三宝院殿堂純浄観 (撮影:2022-12)
特徴等
三宝院は、下醍醐の入口となっている総門から東に延びる参道 (桜馬場) の北側に位置している。永久3年(1115)に創建され、醍醐寺の歴代座主が居住してその本坊的な存在となってきたが、応仁・文久の乱で荒廃した。その後、秀吉によって催された「醍醐の花見」を契機に、秀吉・秀頼の援助を得て慶長3年(1598)に復興され、その時期に建てられた表書院など7棟と、唐門及び墓地内の宝篋印塔が国宝・重要文化財に指定されている。
三宝院殿堂純浄観 (じゅんじょうかん) は桁行七間、梁間四間、一重、入母屋造、茅葺、庇こけら葺で、表書院の東に建っている。太閤秀吉が槍山で花見をしたときの建物を移築したものといわれている。襖絵の桜・紅葉は、平成に入って浜田泰介画伯が描いたものである。慶長3年(1598)に復興された建物の一つである。
参考資料:醍醐寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-12-11
       
       
       
       
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