番号・名称 年 代   構造等
024 三宝院殿堂玄関 慶長3年
(1598)
桁行11.8m、梁間16.9m、一重、切妻造、妻入、本瓦葺 車寄 桁行4.8m、梁間5.8m、一重、唐破風造、檜皮葺
三宝院殿堂玄関 (撮影:2023-4) 三宝院殿堂玄関 (撮影:2023-4)
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特徴等
三宝院は、下醍醐の入口となっている総門から東に延びる参道 (桜馬場) の北側に位置している。永久3年(1115)に創建され、醍醐寺の歴代座主が居住してその本坊的な存在となってきたが、応仁・文久の乱で荒廃した。その後、秀吉によって催された「醍醐の花見」を契機に、秀吉・秀頼の援助を得て慶長3年(1598)に復興され、その時期に建てられた表書院など7棟と、唐門及び墓地内の宝篋印塔が国宝・重要文化財に指定されている。
三宝院殿堂玄関は、桁行11.8m、梁間16.9m、切妻造、妻入、本瓦葺で、桜馬場に面した三宝院の門を入った正面に建っている。前面に唐破風造の車寄が設けられているが、この車寄部分は檜皮葺となっている。
慶長3年(1598)に復興された建物の一つである。
参考資料:醍醐寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-4-16
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