特徴等 |
醍醐寺は、貞観16年(874)、聖宝 (しようぼう) により創建された寺院で、京都市の中心部から東山を越えた山科盆地に所在している。境内は笠取の山頂にかけての広大な地域に広がり、山頂一帯は「上醍醐」、山裾は「下醍醐」と呼ばれている。 醍醐寺清滝宮 (せいりゅうぐう) は、醍醐寺の総鎮守清瀧権現 (せいりゅうごんげん) を祀る鎮守社で、最初に建立された上醍醐より、永長2年(1097)に分社された。社殿は文明の兵火により焼失、現在の本殿は永正14年(1517)に再建されたもので、三間社流造、檜皮葺である。毎年4月1日から21日まで清瀧権現桜会 (さくらえ) として様々な法要が行われている。 参考資料:醍醐寺HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2022-12-11 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
023 醍醐寺清滝宮本殿 | 永正14年(1517) |
三間社流造、檜皮葺 |
![]() |
京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |