番号・名称 年 代   構造等
022 醍醐寺五重塔
   (国宝)
天暦6年(952) 三間五重塔婆、本瓦葺
特徴等
醍醐寺は、貞観16年(874)、聖宝 (しようぼう) により創建された寺院で、京都市の中心部から東山を越えた山科盆地に所在している。境内は笠取の山頂にかけての広大な地域に広がり、山頂一帯は「上醍醐」、山裾は「下醍醐」と呼ばれている。
醍醐寺五重塔 (国宝)は、本瓦葺の三間五重塔婆で、下醍醐に所在している。醍醐天皇の冥福を祈るために建てられ、天暦6年(952)に完成した。高さは約38メートル、安定感のある堂々たる塔で、京都府下で最も古い木造建築物となっている。初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれており、日本密教絵画の源流をなすものといわれている。

参考資料:醍醐寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-12-11
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    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在
醍醐寺五重塔 (撮影:2022-12) 醍醐寺五重塔 (撮影:2022-12)