番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
017 醍醐寺開山堂 | 慶長13年 (1608) |
桁行八間、梁間五間、一重、入母屋造、妻入、向拝三間、軒唐破風付、前部檜皮葺、後部こけら葺 |
特徴等 |
醍醐寺は、貞観16年(874)、聖宝 (しようぼう) により創建された寺院で、京都市の中心部から東山を越えた山科盆地に所在している。境内は笠取の山頂にかけての広大な地域に広がり、山頂一帯は「上醍醐」、山裾は「下醍醐」と呼ばれている。 醍醐寺開山堂は桁行八間、梁間五間、入母屋造、前部檜皮葺、後部こけら葺の建物で、如意輪堂とともに上醍醐の最も奥に所在している。第一世座主観賢僧正によってた延喜年間(901-923) に創建されたあと、火災により数回焼失したが、都度再建されてきた。現在の開山堂は慶長13年(1608)豊臣秀頼により建造されたもので、雄大な桃山時代調をよく発揮した、山上最大の建造物である。正面に三間の向拝を設け、軒唐破風を付ける。内内陣には、中央に開山聖宝大師、左に弘法大師、右に観賢僧正が奉安されている。 参考資料:醍醐寺HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2023-5-6 |
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京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |