特徴等 |
橡(とち)の木茶屋は、実業家加賀正太郎が大正初期に天王山の南麓のこの地に営んだ山荘の一施設で、平成8年(1996)からアサヒビール大山崎山荘美術館の一部として公開されている。傾斜地に鉄筋コンクリート造石張の地階を築き、その上に張り出して造られた建物で、南、西面に腰掛を設け、外部壁面は丸太組でつくる。内部は寄木張の土間床とし、柱、梁は丸太で、床や下地窓を備えた数寄屋風意匠になる。和洋を巧みに折衷した構成の建物である。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2008-12-20 |
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アサヒビール大山崎山荘美術館 橡の木茶屋 (撮影:2008-11) |
アサヒビール大山崎山荘美術館 橡の木茶屋 (撮影:2008-11) |
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京都府の登録文化財建造物 2018-12-26 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
490 アサヒビール大山崎山荘美術館橡の木茶屋 | 昭和(1926 -1988)初期 |
木造平屋建地階付、瓦葺、建築面積16㎡ |
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アサヒビール大山崎山荘美術館 橡の木茶屋 (撮影:2008-11) |