弥栄会館 (撮影:2008-11) 弥栄会館 (撮影:2008-11)
       
       
       
       
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    京都府の登録文化財建造物      2018-12-26 現在
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番号-名称 年 代   構造等
338 弥栄会館 昭和11年
(1936)
鉄骨鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建、瓦葺、建築面積1272㎡
特徴等
祇園甲部歌舞練場は、明治6年(1873)、花見小路通西側にあった建仁寺塔頭清住院が歌舞練場として改造されて第2回都をどりが開催されたのに始まり、大正2年(1913)に現在の場所に新築移転、以降、毎年春に都をどりが開催されている。
弥栄(やさか)会館は祗園甲部歌舞連場の施設の一つで、敷地の北部に南面して建っている。昭和11年(1936)にコンサート等新たな大衆娯楽のために建てられたホール・事務所建築である。鉄骨鉄筋コンクリート造、地上5階地下1階建で、各階に銅板瓦葺屋根をかけ、塔屋状の正面中央部は付庇など城郭の天守を思わせる造形とする。設計は劇場建築を手がけた木村得三郎、施工は大林組である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/京都市文化観光資源保護財団HP
2008-11-22
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