特徴等
祇園甲部歌舞練場は、明治6年(1873)、花見小路通西側にあった建仁寺塔頭清住院が歌舞練場として改造されて第2回都をどりが開催されたのに始まり、大正2年(1913)に現在の場所に新築移転、以降、毎年春に都をどりが開催されている。
本館は木造2階建、入母屋造の広大な劇場建築で、南北棟として建っている。西面に千鳥破風を設け、内部は北側を舞台、南側を客席とした構成で、良質の檜材を用いた丁寧なつくりになる。記念的な木造の大劇場建築であり,往年の祇園町都をどり賑わいを今に伝えている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/京都市文化観光資源保護財団HP
2008-11-22
祇園甲部歌舞練場本館
(撮影:2008-11)
祇園甲部歌舞練場本館
(撮影:2008-11)
       
       
       
       
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    京都府の登録文化財建造物      2018-12-26 現在
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番号-名称 年 代   構造等
335 祇園甲部歌舞練場
本館
08-11)
大正2年
(1913)
木造地上2階一部地下1階建、瓦葺、建築面積1035㎡